東京桜巡り


 東京の桜を見に行ってきました。建築にも興味があるので、前から見たいと思っていた建物も見てきました。

 上野公園は学生の頃に何度か行きましたが、桜を見るのは今回が初めてでした。上野公園は上野駅から国立博物館までの数百メートルにわたって道に覆いかぶさるように桜の花が咲きます(写真上段左)。午前中に行きましたが、桜の下はすでにブルーシートでいっぱいでした。
 不忍池のほうは、池の周囲に沿って桜が咲いています。こちらの桜は密集していないぶん、穏やかで優しい感じがしました。桜の下では、鴨が仲良く並んでお花見?をしていました(^o^)。

 

 




 次は、外豪公園に行ってみました。市ヶ谷から飯田橋のお堀に沿ってたくさんの桜が咲いています。お昼頃でしたので、近くの会社員達も出てきて、携帯で写真を撮っていました。ここは、お堀と桜と電車(中央線、総武線)を同時に見ることができます。法政大学前の遊歩道にも桜のトンネルができます。所々にベンチが置かれているので、ここでお弁当を食べている人もたくさんいました。

 




 靖国神社の桜です。広い境内に桜の木が点在していて、全体に桜の屋根がかかっているようでした。屋台もたくさん出て、とてもにぎわっていました。珍しい猿回しもやっていました。

 




 靖国神社のすぐ横に、千鳥ヶ淵があります。靖国神社からこの千鳥ヶ淵にかけてはものすごい人でごった返していました。千鳥ヶ淵の遊歩道に行くと道が人でうまっていて、牛歩のごとくのろのろと歩いていく状態でした。みんな上を見ながら歩いているので、私も後ろの人にかかとを踏まれつつ、やっとの思いで写真を撮ってきました。
 千鳥ヶ淵は、江戸城の石垣とお堀と桜のコントラストが素敵です。私が行った時は桜がちょうど満開で、お堀に覆いかぶさるように咲いていました。
 ボートも人気があるようで、50人位の人が行列を作っていました。

 

 




 桜の他に、素敵なデザインの建築を見てきました。上段左は、新丸ビルです。前に咲いている桜と青い空に、ビルが映えます。下の部分は、旧丸ビル風の重厚な造りになっていますが、違和感がなく上の部分とマッチしていました。
 上段右は、千鳥ヶ淵沿いにある赤いビルです。派手な色が景観を壊すとのことで、今話題になっているビルです。渋みのある赤で、私はここにあってもいいなあと思いました。
 中段左は、東京ドームです。電車の中からしか見たことがありませんでしたが、はじめて近くまで行ってみました。水道橋の駅からラクーアに行くには、このドームの右横を通っていきます。たくさんの電球が、とてもきれいでした。
 下段2枚は、一番見たかった国際フォーラムです。ガラス張りのカーブがとても美しく、余計なものがないシンプル設計で、素敵な建物でした。