大江戸温泉物語


 東京お台場にある大きな入浴施設です。一応天然温泉ですが、ものすごい人のためにろ過をして塩素臭なども強く、温泉のお湯を味わうという感じではありません。
 館内に入ると体育館のような広い空間が広がっていて、その中央に高いやぐらがあります。それを取り囲むように、お土産屋さんや屋台、様々な種類の食堂があります。男女とも浴衣を着て、素足で館内を歩くようになっています。

 外には浴衣のままで入る足湯があります。とても広い和風庭園で、小川や池のようなところに足を入れます。ここは男女一緒に入ることができます。
 
 内湯も江戸風の造りになっていることもあって、カップルや家族連れはもちろん、地方や外国からの団体客も大勢来ていて、日曜日の渋谷の街のような混み具合でした。
 露天風呂からは、塀越しにお台場のビルや東京の空が見えます。

 テレビつきのリラックスチェアがたくさん並べられたレストルームがありますが、こちらも混んでいて座ることができませんでした。大広間ではフジテレビの社員が宴会で大騒ぎをしていて、ものすごい状況でした。
 仮眠室もあって泊まれますが、とにかく人が多いのでこちらも寝る場所がなく、屋台や宴会で飲んだ酔っ払い達は館内のベンチや床、廊下など至る所で寝ていました(ちなみに私が行ったのは、春休みの平日でした)。
 温泉やスーパー銭湯というよりは、1つのテーマパークといった感じでした。再訪はないだろうなあ…。