後生掛温泉

 ふけの湯から車で10分程秋田方面(八幡平の頂上とは反対の方向)に進んだ所に、湯治や泥火山で有名な後生掛温泉があります。
 正面玄関のある建物は現代的な造りで、おみやげ屋さんでは後生掛名物の温泉玉子(60円)や後生掛だんご(200円)、きりたんぽ(150円)などを売っています。
 建物のすぐ左側には、泥火山がある自然研究路(遊歩道)への入り口があります。遊歩道の途中にも売店があり、そこでも温泉たまごを売っているので、遊歩道にも行かれる方はそちらで買って周囲の泥火山を見ながら食べたほうが雰囲気があっていいと思います。遊歩道は1周40分位です。
           




 日帰り入浴の方はこの正面の建物の右横にある坂を下っていって、湯治村の奥のほうにいきます。しばらく歩いていくと大浴場への入口があって、ここで料金を払います。そこから階段を下りたり曲がったりしながら建物の中を進むと、男女別の大浴場につきあたります。
           




 お風呂は天井がとても高く、小体育館といった感じです。湯船も床も壁も全てが木造で、歴史が感じられます。広い浴室内には、グレーのトロトロヌルヌルした泥風呂や、顔だけを外に出して入る木箱型の蒸し風呂(1人用サウナ)、自然の蒸気のサウナ室、打たせ湯、泡風呂など、いろいろなお風呂があります。シンプルが好きな方には多すぎて落ち着けない感じがするかもしれませんが、初めての方にはとても楽しめます。眺めはよくないですが、小さな露天風呂もついています。
 かぶり湯の横には冷たい湧き水があって、これはポイントが高かったです!
 残念ながら、浴室内は撮影禁止でした。
 休む所は、脱衣所から出たところに長椅子が数個と自販機があるだけで、あとは有料休憩室(700円)となります。


 後生掛は昔から湯治が有名で、地熱で床が暖められた部屋(オンドル)のある棟がいくつも建っています。大部屋や個室があって、オンドル個室は1人1室3150円で素泊まりができます。もちろん普通の部屋や立派な新館の部屋もあります。
 携帯(au)は、圏外でした。