網張温泉 休暇村岩手網張温泉(本館)
 平成17年に本館がリニューアルされ、新しく露天風呂などができたので行ってきました。網張温泉の休暇村岩手網張温泉(旅館の名前)は、宿泊できる本館(写真左)と、本館からつり橋を渡って徒歩10分位の所にある日帰り専用の「温泉館」、本館から山の中を10分ほど歩いた所にある露天風呂「仙女の湯」の3つの施設からなっています。宿泊すると、どのお風呂にも無料で入れます。本館は山の中腹に位置しているので、眺望は抜群です。
 休暇村岩手網張温泉から車で10分程下った所に、日帰り入浴施設のありね山荘があります。
         

                      

 ほぼ全面的にリニューアルしたので、館内も明るくきれいになりました。本館には、以前からあった有名な「白泉の湯」と、新しくできた露天風呂つき大浴場「見晴しの湯」の2つのお風呂があります。白泉の湯の湯上り処には椅子やカウンターがあって(写真中央)、外には雄大な景色が広がっています。
 見晴しの湯に行くまでの長い廊下の横には、無料和室休憩室が3部屋、マッサージルーム、電動マッサージなどを置いている部屋などが並んでいます。休憩室には水やお茶が用意されてあります。
     

                      

 以前の白泉の湯は木造で趣のあるお風呂だったのですが、こちらもすっかり新しくなって、石風のタイルになっていました(一部の壁は木造)。それなりに気持ちがいいです。扇形の形に以前の面影を見ることができます。お湯は半透明の乳白色で、細かい湯花がたくさん舞っています。湯船の横や底は硫黄で黄色くなっていて、強い硫黄臭がします。肌をさすると少し油っぽい感じです。PHは4.1、源泉温度76.7度。温度を下げるために沢水を加水していますが、いつも熱めです。家に帰ってからも、しばらくは体が硫黄臭いです。
          

                       

 以前にあった大浴場はなくなり、その代わりとして、スキー場側に「見晴しの湯」という大きな内湯と露天風呂ができました。こちらのお湯も、白泉の湯と同じです。脱衣所や内湯は天井が高く、明るくて爽やかな感じです。内湯のお湯は熱めで、私は入ることができませんでした(>_<)。
 露天の岩呂風からはスキー場や遠くの山々が見渡せて、とても開放的です。こちらのお湯は普通の熱さでした。やはり湯船の横や底、注ぎ口は、硫黄で黄色くなっています。成分の濃さを実感できる温泉です。
 本館の日帰り入浴は8時〜15時で、入浴料は500円です。