湯瀬温泉は、山間に大型、中型の旅館が十数軒集まっている静かな温泉街です。その中で一番大きな温泉ホテルが、「湯瀬ホテル」です。10階以上の大きな宿泊棟が川をはさんで2つと、プールやボーリング場がある棟の3つが渡り廊下でつながっています。
正面玄関から入ると、手前からフロント、ロビー、喫茶、そして外の庭園と、奥に長く広がっています。フロントで入浴料を払うと、とても親切に風呂の場所等を教えてくれました。これまでたくさんの温泉やホテルを訪れましたが、最高の応対でした。玄関やロビーなど所々に従業員の方が立っていましたが全員が心のこもった応対で、伝統のある「湯瀬ホテル」の名前に恥じないサービスでした。
お風呂は2つあって、はじめはロビーのエレベーターに乗って11階の「展望風呂」に行ってみました。大きさは、巨大温泉ホテルにしてはちょっと小さ目かなあと思うくらいの広さでしたが、眼下には山や渓流、湯瀬の温泉街が広がっていて、とても気持ちよくお風呂に入ることができました。湯船の端のほうが浅くなっているので、そこに座ってゆっくり外の景色を眺めることができます。
他に、サウナや水風呂もあります。湯上り処には、無料のお茶や水がありました。
シースルーのエレベーターで1階におり、渡り廊下を渡って、もう1つのお風呂に行ってみました。下の左の写真は、渡り廊下から撮影したものです。こちらのお風呂は露天風呂だけがあるのかなあと思っていたら、なんとこちらに露天風呂つきの大浴場がありました。
内湯はとても広く、奥の方が小さく見えます。洗い場は1つ1つ仕切りが付いていて、湯船は形の異なったものがいくつか並んであります。神殿風の豪華な感じのお風呂でした。川向の庭園からのぞかれないように、全面アコーディオンカーテンが閉められているので、ガラス張りで川沿いにあるのに、外の景色は見えません(>_<)。小さいですが石造りの露天風呂もついていて、下のほうに川を望むことができます。
お風呂が2ヶ所あると、宿泊した時に楽しみが増えますね(^o^)。日帰り入浴料は高めで1500円、午後3時までの受付となっています。
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