酸ヶ湯温泉 |
十和田市から車で約1時間、大御所の酸ヶ湯に行ってきました。猿倉温泉を過ぎたあたりから、それまでブナ林におおわれていた景色が一変して視界が開けて、眼下にアオモリトドマツの山林が広がります。所々に枯れた白い木や松があり、八幡平のアスピーテラインのような光景でした。5月末だというのに、周囲の林の中にはまだ1m位の雪が積もっていました。 玄関を入ると広いホールがあって、左側にフロント、右側にはとても大きな売店があります。ここで、なつかしいりんごようかんを買いました(丸くなったようかんをつまようじでさすと、包んである皮がプルンとむけます。全国的にあるのかな?)。 ロビーの右側に、かの有名な「千人風呂」があります。すでに入口からオーラが漂っていました(^^)。入口には入浴券を入れる箱があって、係の人が銭湯の番台のような所に座っています。脱衣所の中には、昔の体重計や温泉の入り方の説明などがあります。狭くはないですが、団体なども押し寄せるので、いつも混み合っています。脱衣所は男女別ですが、浴室は混浴です(女性専用タイムもあります)。 千人風呂の他に男女別の内湯(玉の湯)もありますが、千人風呂に比べるとかなり狭いです。でも、混浴はいやだという人や体もちゃんと洗いたいという人(千人風呂にはシャンプーや石鹸はありませんが、こちらにはあります)は、こちらがお勧めです。お湯の成分は千人風呂と同じです。入浴券1枚で、千人風呂か玉の湯のどちらか1ヶ所にしか入ることができません。私のように2ヶ所とも入りたいという人や、あるいはどちらか1つは見学だけしたいという人もけっこういると思うので、もう少し柔軟に対応してもらえればありがたいです。 館内には、温泉指導をしたり血圧などを測ったりしてくれる療養相談室や、湯治客用の売店、広い台所などがあるので、ここで暮らしていけるなあと思いました(^^)。 |