仙台
仙台は「杜の都」と言われるように、市街地に緑がたくさんあります。メインの通りのほとんどは片側3〜4車線で、歩道も通常の2〜3倍位の幅があるので、とても広々としています。中央には緑地帯があり、その緑地帯と歩道に大きな木が植えられているので、道路が緑のトンネルのようになっています。年末には「光のページェント」が行われ、並木に60万個もの電球がつけられます。
駅から西のほうに向かってかなり長い歩行者専用アーケード(写真右)があり、そこが仙台の商店街となっています。有名菓子店やデパート、貴金属店、ファッションビルなどが並んでいます。その長いアーケードの突き当りから、さらに左右にアーケードが延びています。
仙台といえば伊達政宗で有名ですが、政宗のお城があった青葉城址と霊屋の瑞鳳殿(写真左)が観光スポットになっています。青葉城址にはお城は残っていませんが、隅櫓(復元されたもの)や伊達政宗の銅像、神社、資料館などがあります。展望もよく、仙台市内を一望できます。
その他に、土井晩翠が晩年を過ごした晩翠草堂(写真左。月曜休み−無料)や宮城県美術館(写真中央。月曜休み-300円)、八木山動物公園、ベニーランド(遊園地)、仙台市科学館(月曜休み−500円)などがあります。
市内の観光スポットを回る「るーぷる仙台」というレトロバスが30分おきに運行されています(1回250円、1日券600円)。
仙台には東北大学があります。青葉城の二の丸跡に文系の川内キャンパス、本丸跡に理系の青葉山キャンパスなどがあります。研究第一主義を理念として、金属材料研究所や電気通信研究所、加齢医学研究所など多くの研究所を持ち、古くは魯迅が学び、光通信が生まれた地でもあります。