刺巻湿原水芭蕉、角館、
西木かたくり群生の郷
田沢湖町から国道46号線を車で角館方面に10分ほど行くと、刺巻湿原水芭蕉の群生地があります。
広範囲にたくさんの水芭蕉が咲いていて、その中に遊歩道が設けられています。
駐車場には50台位置けますが、見頃の時季には道路まで車が並び、
順番待ちとなります。売店や屋台なども出て、にぎわっています。
水芭蕉が咲く時季は例年4月中旬から下旬にかけてですが、その年の気候によって変ります。
角館(武家屋敷)のシダレザクラが咲く頃が、こちらも見頃です。
私が行った時は時期が遅かったようでした。
見頃の時期には一面白い花が咲きます。
角館に寄りましたが訪れるのが約1週間遅く、武家屋敷の桜は散った後でした。でも桧木内川沿いのソメイヨシノのほうは満開を少し過ぎたくらいでした。
一般的にソメイヨシノよりシダレザクラのほうが後に咲くような感じですが、角館は逆で、先に武家屋敷のシダレザクラが咲き、それが散っている頃に、川沿いのソメイヨシノの並木道が満開を迎えます。
中国の方も観光に訪れていました。
襖の水墨画に、武家の優雅な暮らしが偲ばれます。
武家屋敷付近のお店は武家屋敷風の色に統一するなど、景観を大切にしています。
角館の桜を見てから国道105号線を北上し、西木村のかたくりを見に行きました。ここの群生地の規模は国内でもトップクラスだそうです。山の中にあるのかなあと思っていましたが、到着すると立派な駐車場や「かたくり館」などがあり、整備された観光地のようになっていました。
かたくり群生地はかなり広範囲で、歩くコースもいくつかあります。全部歩いたら何時間もかかりそうです。車で移動しながら、何ヶ所も見てまわるのがいいと思います。それぞれの見どころに小さな駐車場があります。
私が行った頃は最盛期が過ぎていて、写真の位しか咲いていませんでした。ポスターなどを見ると、見頃の時季にはたくさんのかたくりが咲いてとてもきれいなようです。4月中旬から下旬にかけてがいいようです。
協力金として300円かかります。
今回の旅行は、刺巻湿原の水芭蕉と角館、仙北市西木のかたくり群生の郷を見てきました。どこも見頃を過ぎていて、あと1週間ほど早ければ、全部見頃だったと思います。この3つを見るコースは、見頃だとどこも素敵なので、お勧めコースです。
帰りは田沢湖に出て、たつこ姫を見て帰ってきました。