黒湯は歴史のある秘湯で、味わいのある露天風呂と打たせ湯が有名です。
混浴の露天風呂(写真上段左3枚)は、よくポスターにもなっています。4畳位の小さな露天風呂で、自然のままの材木で造られた東屋がかかっています。周囲の自然との一体感もすばらしいです。お湯は白濁していて硫黄臭がしますが、すっぱさはなくてまろやかな味です。コップがあって飲泉もできます。
この露天風呂の横に、混浴の内湯(写真上段右)と、有名な打たせ湯があります。この一角は全て混浴ですが、混浴の内湯の横に女性専用の独立した更衣室があって、そこでバスタオルを巻いてくれば、露天風呂も打たせ湯も内湯も大丈夫だと思います。
自炊部は茅葺屋根の情緒のある建物ですが、鶴の湯本陣のように整備はされていないので、宿泊するのは厳しいかも…。泊まるなら旅館部の部屋がいいでしょう(それでも部屋にはトイレやテレビなどはありません)。
裏手には源泉の出ている所があります。奥に見える小さな建物は「離れ」(バス、トイレ付)です。
少し離れた所に、男女別の内湯(女性のみ露天風呂付)があります。大きくて重厚な造りです。
黒湯にも観光バスはやってきますが、鶴の湯ほどではありません。鶴の湯は全体が整っていて、黒湯は昔のままという感じです。冬季は雪のため休業となります。
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