わんこそば
 後ろに店員さんがついて、そばを食べるとすぐに次のそばを入れてくれます。おなかがいっぱいになったら、椀にふたをします。ふたをするまでは、「もういいです!」と断ってもそばを入れられてしまいます。店員さんのスピードはすごいので、こちらも負けないように素早くふたをしましょう。おもしろい食べ方で有名になりました。15杯で、かけそば約1杯分です。
「東家」が有名です。本店は中ノ橋にありますが、盛岡駅前に支店があります。値段は、2600円〜5200円です(薬味によって変わります)。

(※左の写真は、東家さんから許可をいただいて、パンフレットより転載しています。
冷麺
 麺にかなりのコシがあり、初めて食べた方は、その食感に驚くと思います。半透明の白色で、小麦粉と片栗粉でできています。
 キムチの量に段階があって、注文する時に、「大辛」とか「別辛」などと注文します。
 盛岡冷麺をはじめて作った「食道園」、盛岡駅前の「ぴょんぴょん舎」と「盛楼閣」などが有名です。
盛岡手づくり村」では、自分で冷麺を作って食べることもできます。
じゃじゃ麺
 温かいうどんの上にきゅうり、肉味噌がのっています。好みで、にんにくやラー油、酢、塩などどを入れ、かき混ぜて食べます。
 最後は少し残し、生卵を入れて、ゆで汁と肉味噌とねぎを入れてもらい、かき混ぜてスープを作ります(「ちーたんたん」)。ここまで食して、じゃじゃ麺は完結します。
 じゃじゃ麺発祥の地である「白龍」、深夜3時までやっている「香醤」、盛岡駅周辺では、ぴょんぴょん舎で出している「HoT jaja」、フェザン地下の「小吃店」などがあります。

 わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺で、盛岡三大麺と呼ばれています。
南部せんべい
 岩手の名物で、お土産では最もポピュラーなものです。県内では、スーパーなどでも売っています。
 ゴマがついた塩せんべいや醤油せんべい、ピーナッツせんべいが一般的ですが、最近はりんごやスルメ、抹茶、カレーなどのおせんべいも販売されています。パリパリタイプとクッキータイプがあります。個人的には、クッキータイプのピーナッツが好きです。
ひっつみ
 小麦粉の生地を薄く引き延ばしてちぎって作りますが、それを方言で引っ摘むというので、そこから「ひっつみ」とつきました。
  平べったい小麦粉は、表面がツルツル、噛むとモチモチした食感です。他に、ごぼう、人参、しめじ、ねぎ、鶏肉が入ります。野菜や鶏肉からいいダシが出て、何杯でもおかわりをしたくなります。
 作る時、ちぎった小麦粉をゆでた後に冷水で洗うと、独特の歯ごたえ、舌触りになるそうです。
かもめの玉子
 中に甘い黄色の餡が入っていて、外側をホワイトチョコでコーティングしたお菓子です。餡は濃厚でしっとりしています。生地もパサパサしておらず、おいしいお菓子です。
 特別バージョンや期間限定バージョンも数種類あります。
 写真は、お祝い紅白バージョンのピンクのほうです。
温泉玉子
 ゴジラの卵ではありません。硫黄で殻が黒くなっています。外見は黒いですが、中は普通のゆで玉子の色をしているのでご安心を!
 藤七温泉、松川温泉、滝ノ上温泉などで売っています。写真は滝ノ上温泉滝峡荘の温泉玉子で、1個50円です。